窓を開けたいのに雨が吹き込んでくる。夏の日差しが強く、窓辺が暑く感じる。玄関を出入りするときに雨が気になる。
そんな住まいの小さな困りごとを改善する方法のひとつが、窓や玄関の上に設置する「ひさし」です。
最近では、すっきりとしたデザインで現代の住宅にも合わせやすい、後付けタイプのユニットひさしもあります。
今回は、ユニットひさし「スリムアート」を例に、ひさしのメリットや種類、設置する際に確認しておきたいポイントを紹介します。
ユニットひさし「スリムアート」とは?
ユニットひさし「スリムアート」は、窓や玄関の上に取り付けることができるひさしです。
雨や日差しへの対策だけでなく、住宅の外観にすっきりと馴染むデザインも特徴です。
従来のひさしというと、屋根が大きく張り出したものをイメージする方もいるかもしれません。しかし、スリムアートは現代の住宅にも合わせやすいシンプルなデザインとなっています。
既存の住宅への後付けも検討できるため、住み始めてから気になった窓まわりの不便を改善する選択肢にもなります。
設置する際は、暮らしの困りごとに合わせて、ひさしの出幅や形状、取り付ける場所を考えることが大切です。
ひさしを設置する3つのメリット
ひさしには、雨よけや日よけといった実用的な役割があります。また、デザインによっては住宅の外観を整える効果も期待できます。
1.雨の吹き込みを抑えられる
窓の上にひさしがあると、雨が直接入り込むのを抑えやすくなります。
雨の日に換気をしたいときや、窓の近くに洗濯物がある場合などにも役立ちます。
ただし、雨の吹き込みを完全に防げるわけではありません。風向きや雨の強さ、ひさしの出幅によって効果が変わります。
2.日差しをコントロールできる
窓の上にひさしを設置すると、窓まわりに影ができ、室内へ入り込む直射日光を抑える対策になります。
特に夏場は、窓から入る強い日差しを和らげることで、室内環境を整えることにつながります。
ただし、日差しの入り方は窓の方角や季節、時間帯によって異なります。設置位置や出幅を考えることが重要です。
3.住宅の外観をすっきり整えられる
ひさしは機能面だけでなく、住宅の外観にも関わる設備です。
スリムアートのような薄くシャープなデザインであれば、現代的な住宅にも合わせやすく、窓まわりをすっきり見せることができます。
外観の印象を大きく変えずに、必要な場所へひさしを取り入れたい場合にも検討しやすいでしょう。
スリムアートの4つのタイプ
ひさしを選ぶときは、見た目だけでなく、設置場所や使い方に合わせて形状を考えることが大切です。
ここでは、スリムアートの4つのタイプを紹介します。
フラットタイプ
均一な厚みが特徴のタイプです。窓まわりをシャープに見せたい場合に向いており、シンプルな住宅外観にも馴染みやすいデザインです。
アームタイプ
出幅を取りやすいタイプです。玄関や大きな窓など、比較的広い範囲にひさしを設けたい場合にも向いています。
コンパクトタイプ
小窓などに控えめに設置できるタイプです。窓まわりの雨よけとしてだけでなく、外観のアクセントとして取り入れることもできます。
ルーバータイプ
日差しを遮りながら、季節に応じた光の入り方を考えられるタイプです。窓から入る日差しを調整したい場所で検討できます。
ひさしがあるだけで窓辺の使い方が変わる
ひさしは住宅の中でも、それほど目立つ設備ではありません。
しかし、毎日の暮らしの中では、ちょっとした不便を減らす役割があります。
例えば、雨の日の換気。窓の上にひさしがあれば、雨の入り込みを抑えやすくなります。
夏場には、窓から差し込む日差しを和らげる対策にもなります。
また、玄関の上に設置すれば、出入りするときの雨よけや日よけとしても役立ちます。
こうした小さな使い勝手の改善が、日々の暮らしやすさにつながります。
ただし、後付けする場合は建物の状態や固定する下地を確認し、無理のない取り付け方法を選ぶことが重要です。
ひさしの設置イメージを紹介
ひさしは設置する場所によって、期待できる役割が異なります。
窓の雨よけ、玄関の雨よけ、日差し対策など、目的に合わせて取り付ける場所や形状を考えます。
窓上の雨よけ
窓の上にひさしを設けることで、雨の吹き込みを抑え、換気しやすい窓辺を目指せます。
玄関上のひさし
玄関の出入りの際に気になる雨や日差しを和らげます。玄関ドアの開閉や照明などとの位置関係も考えて設置します。
窓の日差し対策
窓の上に影をつくることで、夏の強い直射日光を抑え、室内環境を整える対策になります。
※実際の設置位置や固定する下地、ひさしの納まりなどは、現地調査で確認する必要があります。
ひさしの後付けでよくある質問
ここからは、ひさしを設置するときに気になる疑問をQ&A形式で紹介します。
今住んでいる家にも、後付けできますか?
A. 後付けを検討できますが、すべての建物に取り付けられるわけではありません。外壁の材質や状態、固定する下地、窓や配管との位置関係を現地で確認し、設置できるタイプや施工方法を判断します。
ひさしがあれば、雨の日も窓を開けられますか?
A. 雨の吹き込みを抑える助けになりますが、完全に防ぐものではありません。風向きや雨の強さ、ひさしの出幅によって効果が変わるため、強い雨や風のときは窓を閉めてください。雨よけを重視する場合は、その目的に合うタイプを検討しましょう。
夏の日差しや西日対策にも役立ちますか?
A. 窓上に影をつくることで、直射日光を抑える対策になります。ただし、窓の方角や太陽の高さ、設置位置、出幅によって効果は異なります。低い角度から入る西日はひさしだけでは遮りにくい場合があるため、外付けの日よけなども含めて検討するとよいでしょう。
玄関の上にも設置できますか?
A. 設置条件が合えば検討できます。玄関ドアの開閉、照明やインターホンとの干渉、雨を避けたい範囲を確認する必要があります。大きな出幅を取りたい場合など、玄関の使い方に合わせてタイプを選びます。
費用は商品代だけで考えてよいですか?
A. 商品代に加え、取り付け工事費などが必要です。設置する高さや下地の状態によって、足場・下地補強・外壁の補修などが必要になる場合もあります。現地確認のうえ、必要な作業と費用を整理し、総額で確認することが大切です。
工事の日数や、留守にできるかも相談できますか?
A. はい。工事に必要な日数や立ち会いのタイミングは、設置箇所数、足場や補修の有無、作業場所への出入りなどによって異なります。普段の暮らしへの影響も含め、着工前に作業範囲と予定を確認しておきましょう。
後付けする前に確認しておきたいこと
ひさしは、設置するだけで雨や日差しの悩みがすべて解決する設備ではありません。
効果は、窓の方角や設置位置、ひさしの出幅、雨や風の状況などによって変わります。
また、既存の住宅に後付けする場合は、外壁の材質や状態、固定する下地などの確認が欠かせません。
設置する高さや建物の状態によっては、足場や下地補強、外壁補修が必要になることもあります。
商品代だけでなく、取り付け工事費などを含めた総額を確認し、工事日数や立ち会いの必要性についても事前に相談しておくと安心です。
まとめ|ひさしで窓や玄関まわりをもっと快適に
ユニットひさし「スリムアート」は、雨の吹き込みや日差しを抑えながら、住宅の外観にも馴染みやすい設備です。
フラットタイプ、アームタイプ、コンパクトタイプ、ルーバータイプなど、設置場所や暮らし方に合わせて形状を考えることができます。
窓を開けたときの雨の吹き込みが気になる、玄関に雨よけがほしい、夏の日差しを少しでも和らげたい。そんな場合には、ひさしの後付けも選択肢のひとつです。
建物の状態や設置条件を確認しながら、住まいに合った方法を検討してみてはいかがでしょうか。