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普段はものづくりが行われている「工場」が、アートを楽しむ場所に変わります。
地域を支える産業の魅力をアートを通して再発見する「瀬戸内産業芸術祭」が、2026年10月3日に開幕しました。
初開催となる今回は、岡山県と愛媛県の合わせて7カ所で、実際に稼働している地元企業の工場などを舞台に作品を展示。
開幕を前に、岡山県玉野市ではオープニングイベントが行われました。
地域産業とアートが融合する「瀬戸内産業芸術祭」
瀬戸内産業芸術祭は、製造業をはじめとする地域産業に、より多くの人に関心を持ってもらおうと企画されました。
特徴は、美術館やギャラリーではなく、地域の産業を支えている工場などが会場になっていることです。
実際のものづくりの現場にアーティストが入り、それぞれの企業や産業の特徴を生かした作品を制作しています。
日本産業芸術財団の伊藤正裕代表理事は、工場や会社が持つ魅力をアーティストが受け取り、一つの作品として表現する取り組みだと説明しています。
玉野市の「塩」が巨大なアート作品に
玉野市に工場を構えるナイカイ塩業では、実際に製造している「塩」を使った大規模な空間作品を見ることができます。
作品を手がけたのはアーティストの山本基さん。
大量の塩を使い、大きな渦を一筆書きのように繊細に描いています。
玉野市の産業を支えてきた「塩」が、アーティストの手によって全く違った姿を見せてくれます。
学生服工場ではオーディオドラマを楽しむ
同じく玉野市に本社を置く学生服メーカー「トンボ」では、実際に稼働している工場の製造工程を巡りながら、オーディオドラマを楽しむというユニークな企画が行われます。
今回のために「制服」をテーマにした3つの物語が書き下ろされました。
声優には岡山県出身の女優・桜井日奈子さんらが起用されています。
工場の機械や製造現場の空気を感じながら物語を聞くことで、普段何気なく着ている制服がどのように作られているのか、ものづくりを身近に感じられる仕掛けとなっています。
10月31日まで開催
「瀬戸内産業芸術祭」は、2026年10月3日から31日まで、玉野市をはじめ岡山県と愛媛県の会場で開催されます。
普段はなかなか入る機会のない工場を訪れ、アートを楽しみながら地域の産業やものづくりについて知ることができる今回の芸術祭。
美術館とはひと味違う「稼働中の工場」という空間そのものも、作品を楽しむ大きなポイントになりそうです。
なお、入場には事前に販売されているチケットが必要です。
詳しい背景や追加情報については、参照元の記事もあわせてご確認ください。
参照元
※この記事は、公開情報をもとにくらすまが読みやすく整理しています。(確認日:2026/10/02)