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地震や豪雨などの災害で家族が離れ離れになった時、スマートフォンなどの通信手段を持たない子どもや高齢者と、どうやって連絡を取り合うのか――。
そんな課題の解決を目指した新しい防災アプリが岡山で開発され、運用が始まりました。
家族で決めた集合場所や連絡先などをQRコードに登録し、災害時の情報共有に役立てる仕組みです。
家族の防災計画「FCP」をアプリで作成
アプリを手掛けたのは、災害時の家族の行動指針「FCP」の活用を推進する日本青年会議所岡山ブロック協議会です。
9月1日の「防災の日」には、多くの人に利用してもらおうと岡山県社会福祉協議会にアプリを紹介しました。
日本青年会議所岡山ブロック協議会によると、災害に備えて家族との連絡方法を決めている人は、岡山県全体で23.7%だったということです。
いつ起こるか分からない災害に備え、家族で事前に避難方法や連絡手段について話し合うきっかけにしてもらう狙いがあります。
QRコードで集合場所や連絡先などを確認
アプリでは、あらかじめ家族に必要な情報を登録し、QRコードを作成します。
避難時にそのQRコードを読み取ることで、家族で決めておいた集合場所や連絡先、本人の持病など、支援に必要となる情報を確認できる仕組みです。
通信環境が十分に整っていないオフラインの状況でも、避難時に必要となる情報を伝えられるよう工夫されています。
子どもや高齢者などの避難支援にも
大きな災害が日中に発生した場合、家族がそれぞれ学校や職場、外出先など別々の場所で被災する可能性があります。
特にスマートフォンなどを持っていない子どもや高齢者、障がいのある人などは、自分の状況や必要な支援について十分に伝えられないケースも考えられます。
QRコードを身につけておくことで、避難所などで支援する人が必要な情報を確認でき、適切なサポートにつなげられることが期待されています。
玉野市で実証実験、8月下旬から運用開始
アプリは玉野市で実証実験を行った後、2026年8月下旬から運用が始まりました。無料で利用できます。
日本青年会議所岡山ブロック協議会では、アプリやQRコードを携帯できるホルダーなどを活用し、必要な防災情報をいつでも持ち歩ける環境をつくりたいとしています。
災害が起きてから連絡方法を考えるのではなく、「どこに集合するのか」「誰に連絡するのか」を家族で事前に決めておくことが大切です。
今回のアプリが、岡山県内の家庭で防災について話し合うきっかけの一つとなりそうです。
詳しい背景や追加情報については、参照元の記事もあわせてご確認ください。
参照元
※この記事は、公開情報をもとにくらすまが読みやすく整理しています。(確認日:2026/09/01)