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2018年7月に発生した西日本豪雨から、まもなく8年を迎えます。大きな被害を受けた倉敷市真備町では、災害の記憶を風化させない取り組みが今も続いています。
真備町の倉敷市立箭田小学校の校長室には、豪雨災害で故障した時計が大切に保管されています。時計の針が止まったのは午前1時20分。一帯に避難指示が出されてから約2時間後の時刻で、災害の記憶を後世へ伝える象徴となっています。
2018年7月6日から7日にかけて降り続いた記録的な大雨では、岡山県内20地点で観測史上最大の雨量を記録。真備町では小田川などの堤防が決壊し、市街地の広い範囲が浸水しました。
この豪雨では、岡山県内で災害関連死を含む95人が犠牲となり、住宅4,830棟が全壊。多くの住民が長期間にわたる避難生活を余儀なくされました。
災害後は復旧・復興が進められ、2024年には高梁川と小田川の合流点付け替え事業が完成。増水時の水位低下が期待されるほか、小田川沿いには防災機能を備えた「まびふれあい公園」も整備されるなど、ハード面での防災対策も進んでいます。
一方で、豪雨を経験していない子どもたちや教職員も増えています。箭田小学校では、当時の写真や止まった時計を通して災害の教訓を伝え、防災意識を次の世代へ受け継ぐ取り組みを続けています。
西日本豪雨から8年。復興は着実に進んでいますが、災害の記憶を風化させず、一人ひとりが日頃から備えることの大切さが改めて問われています。
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※この記事は、公開情報をもとにくらすまが読みやすく整理しています。(確認日:2026/07/03)