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住宅街などにある道幅の狭い「生活道路」で、車やオートバイの法定速度が9月1日から時速30キロに引き下げられました。
岡山県内では一般道路のおよそ8割が対象となり、制度開始初日の9月1日朝には、岡山市南区の小学校の通学路で警察による取り締まりが行われました。
生活道路の法定速度が時速60キロから30キロへ
道路交通法の改正に伴い、9月1日から全国で生活道路の法定速度が変更されました。
対象となるのは、住宅街などに多い中央線や中央分離帯がない道幅の狭い道路などです。
これまで時速60キロだった車とオートバイの法定速度が、時速30キロへ引き下げられました。
ただし、速度を指定する標識が設置されている道路など、一部は対象外となります。
岡山県内では、一般道路のおよそ8割が今回の変更に該当するとされています。
岡山市南区の通学路で取り締まり
制度がスタートした9月1日の朝には、岡山市南区芳泉の市道で警察官が取り締まりを実施しました。
児童たちが登校する時間帯に合わせて行われたもので、生活道路での安全運転をドライバーに呼びかけました。
全国の交通事故件数は減少傾向にある一方、子どもや高齢者などが巻き込まれる生活道路での事故の割合は横ばいの状態が続いています。
岡山県内の交通事故、4件に1件が生活道路
岡山県警によると、県内では2026年1月から7月末までに2744件の交通事故が発生しています。
このうち25%が生活道路で発生した事故で、単純計算すると4件に1件にあたります。
生活道路は住宅や学校などに近く、歩行者や自転車と車が同じ空間を利用する場面も多いため、より慎重な運転が求められます。
時速30キロを超えると歩行者の致死率が急上昇
速度を時速30キロに引き下げる背景には、車の速度と歩行者事故の被害の大きさとの関係があります。
警察庁の調査では、車やオートバイが時速20キロから30キロで歩行者と衝突した場合の致死率は0.9%ですが、時速30キロを超えると致死率が急激に高くなるとされています。
岡山県警では「生活道路は時速30キロ」というルールを広く周知し、事故が起こりやすい道路でドライバーが慎重に運転することで、事故の減少につなげたいとしています。
新たな速度標識は設置されず ドライバーは注意を
今回の法定速度変更に伴って、新たに「30キロ」の速度標識が一斉に設置されるわけではありません。
そのため、標識がない道路でも、道路の形状などによっては法定速度が時速30キロとなる点に注意が必要です。
岡山県警は今後、取り締まりとともに新しい交通ルールの周知にも力を入れていく方針です。
詳しい背景や追加情報については、参照元の記事もあわせてご確認ください。
参照元
※この記事は、公開情報をもとにくらすまが読みやすく整理しています。(確認日:2026/09/01)