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熊本地震の発生直後から被災地へ派遣されていた津山市の災害派遣医療チーム(DMAT)が8月3日、活動を終えて帰還し、現地の厳しい状況を報告しました。
医師らは、余震が続く中での医療支援や、猛暑と断水による健康被害への懸念を語り、今後も長期的な支援が必要だと訴えています。
宇城市の病院で救急医療を支援
津山中央病院の前山博輝医師をはじめとするDMAT6人は、7月30日夕方から熊本県宇城市の宇城総合病院で活動しました。
翌朝まで救急外来の診療や患者の搬送支援などにあたり、被災直後の医療現場を支えました。
「夜も余震が続き、眠れない状況だった」
活動を振り返り、前山医師は被災地の緊迫した状況を次のように語りました。
「夜も余震が続いて、床に寝袋を敷いて寝ていたが、枕元にはヘルメットとトランシーバーを置いて、余震がある度に目を覚まして院内を回った。壁に亀裂が入っていたので、ひどくなっていないか確認した。」
さらに、
「僕らは3日間だったが、現地の人は24時間ずっと余震におびえながら生活している。満足に眠れていないと思う」と、被災者の精神的な負担の大きさを語りました。
猛暑と断水で熱中症リスクも
前山医師によると、現在の被災地では断水が続いていることに加え、厳しい暑さが大きな課題となっています。
すでに高齢者施設や避難所では熱中症で搬送される人も出ているということです。
「かなり暑いのが問題。外にいるだけで大粒の汗をかく。僕らでも30分が限界だった。」
被災した人たちは家の片付けや避難生活を続けており、災害そのものに加えて過酷な環境が健康被害を招く恐れがあると指摘しました。
長期的な健康支援が必要
前山医師らは、今後は高齢者施設や避難所で体調を崩す人が増えることも懸念されるとして、避難生活の長期化を見据えた継続的な健康管理や医療支援の必要性を訴えています。
被災地では復旧作業が続く中、医療や生活支援など息の長い支援が求められています。
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※この記事は、公開情報をもとにくらすまが読みやすく整理しています。(確認日:2026/08/03)