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岡山県がルーツの酒米「雄町米」を使ったオリジナルの日本酒を造る夢を追いかける男性が、真庭市の老舗酒蔵で3年間の修業を経て、初めて手掛けた日本酒を完成させました。7月14日には師匠とともに試飲を行い、新たな一歩を踏み出しました。
海外赴任をきっかけに日本酒の世界へ
日本酒を醸したのは、岡山市出身の井上翔太さん(34)。
会社員として海外で働いていた際、地域ごとに個性豊かな味わいを持つ日本酒の魅力に惹かれ、「いつか自分の酒蔵を立ち上げ、日本酒を造りたい」という夢を抱くようになりました。
その夢を実現するため、真庭市にある老舗酒蔵・辻本店で酒造りを一から学び、3年間修業を重ねてきました。
初めて手掛けた日本酒「Ryok」
井上さんが初めて仕込んだ日本酒の商品名は「Ryok(リョク)」。
名前は「みんなで楽しく酒を酌み交わす」という意味を持つ四字熟語「紅灯緑酒(こうとうりょくしゅ)」に由来しています。
酒米には岡山県を代表する酒米・雄町米を使用し、アルコール度数は12度と一般的な日本酒よりやや低めに設定。日本酒に慣れていない人でも飲みやすい味わいを目指しました。
師匠も太鼓判「アルコール12度とは思えない」
完成した酒は、師匠であり杜氏の辻麻衣子さんとともに試飲しました。
井上さんは「感慨深い。楽しみ半分、不安半分でした」と話しながら口に運び、「めっちゃおいしい」「すごくハッピー」と笑顔を見せました。
試飲では、ヨーグルトのような香りや、12度とは思えないしっかりとした味わいが高く評価されました。
目標は岡山の雄町米を全国へ
「Ryok」は9月7日に初出荷される予定です。また、8月末には岡山市内で試飲イベントも予定されています。
井上さんは、「まずは岡山の人に飲んでもらい、雄町米や岡山の日本酒の魅力を知ってほしい。将来、自分の酒蔵を開業したら、さらにブラッシュアップした商品を世の中に届けたい」と夢を語っています。
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※この記事は、公開情報をもとにくらすまが読みやすく整理しています。(確認日:2026/07/17)