熱中症は、暑さによって体温調節がうまくできなくなり、体内の水分や塩分のバランスが崩れることで起こります。こまめな水分補給、適切なエアコンの使用、十分な休憩を心がけることで多くは予防できます。めまい、立ちくらみ、大量の汗などの初期症状が現れた場合は、すぐに涼しい場所へ移動し、水分・塩分を補給しましょう。
熱中症とは?
熱中症とは、暑い環境で体温調節がうまく働かなくなり、体の中に熱がこもることで起こる体調不良のことです。 屋外だけでなく、室内で何もしていない時でも発症することがあります。
「外に出ていないから大丈夫」とは限りません。室温や湿度が高い部屋では、室内でも熱中症に注意が必要です。
熱中症の初期症状
熱中症は、早めに気づいて対処することが大切です。次のような症状がある場合は、無理をせず涼しい場所で休みましょう。

すぐに救急対応を考えたい症状

- 呼びかけても反応が鈍い
- 意識がない
- 自分で水分を飲めない
- けいれんしている
- 体が異常に熱い
※意識がない人に無理やり水分を飲ませるのは危険です。迷った場合は、早めに医療機関や救急相談窓口へ相談しましょう。
熱中症を防ぐ7つのポイント
- こまめに水分補給をする
のどが渇く前に、少しずつ水分をとりましょう。 - 汗をかいた時は塩分も補給する
大量に汗をかいた時は、水分だけでなく塩分補給も大切です。 - エアコンを我慢しない
室内ではエアコンや扇風機を使い、無理のない温度に調整しましょう。 - 暑い時間帯の外出を避ける
外出は朝夕など比較的涼しい時間を選ぶのがおすすめです。 - 帽子や日傘を活用する
直射日光を避けるだけでも、体への負担を減らせます。 - 休憩をこまめに取る
屋外作業やイベントでは、短時間でも休憩をはさみましょう。 - 体調が悪い日は無理をしない
寝不足や疲れがある日は、熱中症のリスクが高まります。
室内でも熱中症になる?
熱中症は屋外だけでなく、室内でも起こります。特に高齢者は暑さやのどの渇きを感じにくいことがあるため、家族や周囲の人の声かけも大切です。
室内で気をつけたいこと
- 室温が高い時はエアコンを使う
- 湿度が高い日は除湿も意識する
- 寝る前にも水分をとる
- 夜間も暑い日は無理にエアコンを切らない
- 高齢者や子どもにはこまめに声をかける
子ども・高齢者は特に注意
熱中症が疑われる時の応急処置
- 涼しい場所へ移動する
エアコンの効いた室内や、風通しのよい日陰へ移動しましょう。 - 衣服をゆるめる
ベルトや襟元をゆるめ、体の熱を逃がしやすくします。 - 体を冷やす
首、脇の下、足の付け根などを冷やすと効果的です。 - 水分・塩分を補給する
自分で飲める場合は、経口補水液やスポーツドリンクなどを少しずつ飲みましょう。 - 改善しない場合は医療機関へ
症状がよくならない、意識がぼんやりしている場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。
岡山で熱中症を防ぐポイント
岡山県内では、夏のおでかけや屋外イベント、花火大会、スポーツ観戦などで長時間外にいる機会も増えます。 外出前には天気予報だけでなく、暑さ指数や熱中症警戒アラートも確認しておくと安心です。
おでかけ前のチェック
- 飲み物を多めに持っている
- 帽子・日傘・冷却グッズを用意した
- 休憩できる場所を確認した
- 子どもや高齢者の体調を確認した
- 暑さ指数や熱中症警戒アラートを確認した
よくある質問
通常の水分補給には水やお茶でもよいですが、大量に汗をかいた時は塩分も失われます。汗を多くかいた場合は、塩分を含む飲み物や経口補水液などを活用しましょう。
はい。高温多湿の室内では、何もしていなくても熱中症になることがあります。特に高齢者や子どもは注意が必要です。
暑い日は我慢せず、エアコンや扇風機を使って室内を涼しく保ちましょう。夜間も暑い場合は、無理にエアコンを切らないことが大切です。
子ども、高齢者、屋外で働く人、スポーツをする人、寝不足や体調不良の人は注意が必要です。周囲の人も声かけを意識しましょう。
意識がない、自分で水分を飲めない、呼びかけへの反応が鈍い場合は、すぐに救急車を呼ぶことを検討してください。無理に水分を飲ませるのは避けましょう。
まとめ
熱中症は、屋外だけでなく室内でも起こる可能性があり、子どもや高齢者はもちろん、健康な大人でも注意が必要です。めまいや大量の汗、頭痛、だるさなどの初期症状に早く気づき、涼しい場所で休憩しながら水分・塩分を補給することで、重症化を防げる場合があります。
暑い日は無理をせず、エアコンや扇風機を上手に活用し、こまめな水分補給と休憩を心がけましょう。また、意識がない、自分で水分が飲めない、呼びかけへの反応が鈍いなどの症状がある場合は、ためらわず救急車を呼ぶことが大切です。
日頃から正しい知識を身につけ、一人ひとりが熱中症対策を心がけて、暑い夏を安全・快適に過ごしましょう。