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岡山市にある県管理の岡南飛行場で、約14年ぶりとなる本格的な小型機用格納庫が新設されることになりました。建設するのは兵庫県姫路市の企業で、飛行場の新たな活用や経営改善につながる取り組みとして注目されています。
中四国唯一の小型機専用飛行場
岡南飛行場は、1988年に現在の岡山空港が開港するまでは旅客機が発着していました。その後は、中四国で唯一の小型機専用飛行場として運用され、消防や警察の航空機をはじめ、民間企業の小型機などが利用しています。
今回、飛行場西側の約1,300平方メートルの土地に建設されるのは、本格的な業務用格納庫です。
姫路市の企業が格納庫を建設
格納庫を建設するのは、兵庫県姫路市で福祉機器の開発・販売を手掛けるテクノスジャパンです。
グループ会社が業務で利用する小型機を保管するために整備するもので、年間数百万円の土地使用料を県へ支払い、2026年11月の完成を目指しています。
岡南飛行場で本格的な格納庫が新設されるのは14年ぶりとなります。
利用が増える一方で経営は赤字
岡南飛行場には、消防航空隊や警察航空隊、遊覧飛行を行う事業者など11の団体・個人が拠点を置いています。
災害対応や観光、ビジネス利用など、小型機の活躍の場は広がっていますが、飛行場の運営は厳しい状況が続いています。
2024年度の収支は約1億9,600万円の赤字となりました。
一般的な空港では着陸料が大きな収入源ですが、小型機専用の岡南飛行場では大型機が利用できないため、収益を増やしにくい構造となっています。
未利用地の活用で収益改善へ
県は、飛行場内に残る約2万7,000平方メートルの未利用地を、小型航空機関連の企業などへ貸し出すことで、新たな収益確保を目指しています。
企業誘致が進めば、年間約8,000万円の増収が見込まれるとしており、飛行場の強みを生かした土地活用に期待が集まっています。
今回の格納庫建設は、その第一歩とも言える取り組みです。
「稼げる公共施設」への挑戦
岡南飛行場は、災害時の航空拠点としての役割に加え、小型航空機ビジネスの拠点としての価値も高まっています。
今回の企業進出をきっかけに、未利用地の活用や企業誘致がさらに進むのか。「稼げる公共施設」を目指す岡南飛行場の今後の取り組みに注目が集まりそうです。
詳しい背景や追加情報については、参照元の記事もあわせてご確認ください。
参照元
※この記事は、公開情報をもとにくらすまが読みやすく整理しています。(確認日:2026/06/26)